Jmailとは

名前を選べる、
小さなインターネットの住所。

Jmailは、かつて日本の初期インターネットに存在した無料メールサービスでした。 けれど本当は、メールを送るためだけの道具ではありませんでした。 それは、自分らしい名前を選び、インターネットの中に小さな居場所を持つための場所でした。

重要なお知らせ

現在、Jmail.co.jpはメールサービスを運営していません。 旧アカウントへのログイン、昔のメールの復元、旧メールアドレスの再発行はできません。

Definition

Jmailは、無料メールであり、名前の文化でもありました。

いま振り返ると、Jmailの価値は「メールが無料だった」ことだけではありません。 それは、利用者が自分のアドレスを選び、自分の小さな看板を持てたことでした。

Jmailとは、無料のバイリンガル・ウェブメールであり、複数の .co.jp ドメインから自分に合うメールアドレスを選べるサービスでした。

メールアドレスは、ただの連絡先に見えます。 しかしインターネットがまだ新しかった時代には、メールアドレスは小さな自己紹介でもありました。 会社名、趣味、性格、夢、冗談、恋、仕事、海外への憧れ。 人は、たった数文字のアドレスの中に、自分の気分や居場所を込めることができました。

Jmailは、その感覚を大切にしたサービスでした。 利用者はひとつの決められたドメインに閉じ込められるのではなく、 複数の .co.jp ドメインから、自分に合う住所を選ぶことができました。 それは、まだ検索もSNSも今ほど強くなかった時代の、静かな自己表現でした。

Jmailは便利な道具である前に、インターネットがまだ少しだけロマンチックだった時代の記憶です。

Three Meanings

Jmailには、三つの意味がありました。

無料メールサービス

ブラウザから使える無料メールとして、多くの人が日々の連絡に使いました。 仕事、友人、家族、海外とのやり取り。Jmailは生活の入口にありました。

名前を選ぶサービス

複数の .co.jp ドメインからアドレスを選べることが、Jmailの個性でした。 メールアドレスは、自分の小さな名刺になりました。

初期インターネットの記憶

Jmailは、まだ日本のインターネットが若く、挑戦と失敗が近くにあった時代の記録です。 その未熟さも含めて、ここに残します。

Identity

メールアドレスは、かつて小さな自己紹介でした。

今では、メールアドレスは実用的なログインIDのように見えるかもしれません。 しかし当時は違いました。メールアドレスには、少しだけ人格がありました。 どの名前を選ぶか。どのドメインを選ぶか。どの言葉を使うか。 そこに、利用者の感覚がありました。

Jmailが複数の .co.jp ドメインを用意した理由は、技術的な遊びだけではありません。 人は、自分が使う名前に気持ちを入れるからです。 たとえ無料のメールアドレスでも、それは誰かにとって、初めてのインターネット上の居場所でした。

メールアドレスは、ただの文字列ではありませんでした。
それは「私はここにいます」という、小さな合図でした。
メールアドレスと自分らしさ
机上のランプと創業者の手紙によるJmailの記憶
閉じられたログイン画面と静かな注意表示
Not a Service

現在、Jmailはメールサービスではありません。

この点は、何度でも明確にしなければなりません。 Jmail.co.jpは、現在メールサービスを提供していません。 ログイン画面はありません。旧メールボックスの復元はできません。 旧メールアドレスの再発行もできません。

このページは、再開の告知ではありません。 旧利用者の方に誤解を与えないために、ここに明確に記します。 Jmail.co.jpは、いまは謝罪と記録のためのサイトです。

現在の状態を読む
Memory Line

Jmailを理解するための短い流れ。

詳細な歴史は別ページにまとめます。ここでは、Jmailがどんな時代の中にあったのかを、短く整理します。

初期インターネット

日本でインターネットが特別だった時代

接続、ドメイン、メール、英語、日本語。すべてがまだ新しく、すべてが実験でした。 企業も個人も、手探りでインターネットの使い方を学んでいました。

Jmail誕生

複数の .co.jp ドメインを使った無料メール

Jmailは、利用者が自分に合うアドレスを選べるメールサービスとして生まれました。 その自由さが、Jmailらしさでした。

利用者の記憶

メールボックスの中に、日々の生活があった

メールは、予定、会話、仕事、友人、恋、家族の記録でした。 失われたものは、単なるデータではありません。

現在

謝罪と記録の場所へ

Jmail.co.jpは、サービス再開ではなく、説明と謝罪、そして日本の初期インターネット文化を残す場所になりました。

次に読む
空の受信箱と柔らかな紙の光
謝罪

ごめんなさい

Jmailを使ってくださった方への謝罪文。このサイトの中心です。

読む →
焼け跡のサーバールームから立ち上がるフェニックス
歴史

Jmailの歴史

Jmail Phoenixとしての再起、挑戦、そして失敗の記録。

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問い合わせメモとパスワード注意
FAQ

よくある質問

旧アカウント、昔のメール、問い合わせについての重要な説明。

読む →
本として残す

Jmailの背景は、Startup Japanにも記録します。

Jmailは、ひとつのメールサービスの話であると同時に、 日本の初期インターネット、.co.jpドメイン、スタートアップ以前の起業、 そして失敗からの再起の物語でもあります。

その物語は、startup.japan.co.jp にも記録していきます。 Jmail.co.jpは謝罪と記憶の場所。Startup Japanは、その背景にあった時代と挑戦を残す場所です。

startup.japan.co.jp で読む
最後に

Jmailは、利用者の皆さまがいたから存在しました。

このページは、Jmailを美化するためのものではありません。 何だったのかを説明し、何が戻らないのかを明確にし、 それでも記憶として残すためのページです。

Jmailを使ってくださった皆さまへ。
本当にありがとうございました。そして、本当にごめんなさい。