Jmailの記憶を、
静かに残すために。

もし、あなたがJmailを使っていたなら。 もし、昔のメールアドレスをまだ覚えているなら。 もし、Jmailという名前を見て、何かを思い出したなら。

その記憶は、日本の初期インターネット文化の一部です。 ただし、ここで残したいのは、個人の秘密ではありません。 残したいのは、時代の記憶です。

Jmailを覚えていてくださったことに、まず感謝します。

Jmailを使ってくださった皆さまへ。 もしこのページにたどり着いた方が、かつての利用者であるなら、 まず感謝をお伝えします。

あなたがアドレスを作ってくださったこと。 ログインしてくださったこと。 誰かにそのアドレスを教えてくださったこと。 メールを送り、受け取り、待ってくださったこと。

その一つひとつが、Jmailを本当のサービスにしてくださいました。

Jmailの歴史は、会社の中だけにはありません。
利用者の皆さまの記憶の中にもあります。

このページは、その記憶をどう扱うべきかを説明するためのものです。 大切なのは、懐かしさだけではありません。 プライバシーを守ること。 他人の個人情報を守ること。 そして、Jmailを美化しすぎず、正直に残すことです。

記憶を残す

どんなアドレスを選んだのか、Jmailをどう見つけたのか。 そうした小さな記憶は、時代の記録になります。

秘密は残さない

昔のメール本文、他人とのやり取り、住所、電話番号、パスワードなどは送らないでください。 秘密は守るべきものです。

時代を記録する

Jmailだけでなく、1998年前後のインターネットをどう感じていたか。 その空気を残すことに意味があります。

たとえば、こんな記憶です。

Jmailの記憶は、派手なものである必要はありません。 ほんの短い一言でも、十分に価値があります。

どのドメインを選んだのか。 なぜそのドメインを選んだのか。 メールアドレスを誰に教えたのか。 Jmailをどこで知ったのか。 学校で使っていたのか、仕事で使っていたのか、友人との連絡に使っていたのか。 当時、インターネットがどんなふうに見えていたのか。

そのような記憶は、Jmailの本当の姿を教えてくれます。 運営者が語る歴史だけでは見えない、利用者側のJmailです。

ドメインを選んだ理由

「映画が好きで hollywood.co.jp を選んだ」 「日本らしい響きが好きで japan.co.jp にした」 「友達に見せたくて面白いアドレスにした」 そのような記憶です。

当時のネット生活

「学校のパソコン室でログインしていた」 「ダイヤルアップで夜にメールを見ていた」 「初めて自分専用のメールアドレスを持った」 そのような記憶です。

見つけたきっかけ

雑誌の記事、友人からの紹介、検索、リンク集、掲示板。 Jmailをどう見つけたのかも、初期インターネットの記録になります。

使っていた気持ち

便利だった、楽しかった、少し自慢だった、途中で困った、説明が足りなかった。 良い記憶も苦い記憶も、どちらも大切です。

個人の秘密は、ここに残さないでください。

Jmailはメールサービスでした。 だから、そこには本来とても個人的なものが入っていたはずです。 仕事の連絡、家族の近況、恋人とのやり取り、友人との会話、保存していた文章。

そのようなものは、記憶として大切かもしれません。 しかし、このサイトに送るべきものではありません。

ここで残したいのは、メールの中身ではありません。 誰かとの秘密でもありません。 残したいのは、Jmailを使っていた時代の空気です。

メール本文は、歴史資料である前に、誰かの私生活です。
どうか守ってください。

送らないでください

メール本文

昔のメールの本文、引用、スクリーンショット、他人とのやり取りは送らないでください。

送らないでください

個人情報

氏名、住所、電話番号、勤務先、学校名、他人のメールアドレスなど、個人が特定される情報は避けてください。

送らないでください

パスワード

古いパスワードであっても送らないでください。 Jmail.co.jpは旧アカウントの復旧窓口ではありません。

Jmail.co.jpは、旧アカウント復旧の窓口ではありません。

現在のJmail.co.jpは、メールサービスではありません。 昔のアカウントにログインすることはできません。 昔のメールを復元することもできません。 古いメールアドレスを再発行することもできません。

このページでお願いしている「記憶」は、復旧依頼ではありません。 旧アカウント情報やパスワードを送らないでください。

そのような不便と不安を残してしまったこと自体を、心からお詫びします。

Bradley L. Bartz Jmail.co.jp 創業者 Internet Access Center K.K.

Jmailを美談だけにはしません。

Jmailを懐かしく思ってくださる方がいるかもしれません。 面白いアドレスを作れて楽しかった、という方もいるかもしれません。 初めて自分用のメールアドレスを持てて嬉しかった、という方もいるかもしれません。

その一方で、困った方もいたはずです。 使えなくなって困った。 メールが失われた。 説明が足りなかった。 なぜ終わったのか分からなかった。 そう感じた方もいたはずです。

その両方を、Jmail.co.jpは受け止めるべきだと思っています。

良い記憶だけを残せば、歴史は軽くなります。 苦い記憶を消せば、謝罪は空になります。 Jmailは、楽しかった部分も、未熟だった部分も、同じ場所に置くべきです。

記憶は、きれいなものだけではありません。
だからこそ、正直に残す価値があります。

うれしかった記憶

選ぶ楽しさ

どのドメインにするか迷ったこと。 友人にアドレスを教えたこと。 はじめてメールが届いたこと。 そうした記憶も大切です。

困った記憶

守りきれなかったこと

使えなくなったこと。 説明が足りなかったこと。 メールやアドレスを失ったこと。 その苦い記憶も消してはいけません。

短くても、十分です。

Jmailの記憶を残すとき、長い文章である必要はありません。 たった一文でも、時代の空気が伝わることがあります。

「yokozuna.co.jp のアドレスが面白くて作りました。」 「学校のパソコンでJmailを見ていました。」 「友達から教えてもらいました。」 「英語っぽいアドレスが欲しくて選びました。」 「使えなくなって困りました。」

そのような短い記憶で十分です。 そこに、当時のインターネットと、Jmailを使ってくださった人の時間が残っています。

いつか、このサイトに利用者の記憶を掲載する場合は、 個人が特定されない形に整え、プライバシーを守ることを優先します。

書き方

短い文章でよい

長い体験談である必要はありません。 一文でも、当時の空気を伝える記録になります。

安全

匿名でよい

本名である必要はありません。 むしろ、個人が特定されない形で残すことを大切にします。

目的

時代を残す

目的は、誰かの秘密を公開することではありません。 1990年代後半のインターネットの記憶を残すことです。

記憶を残す前に、謝罪をもう一度。

Jmailの記憶を語ることは、楽しいことだけではありません。 そこには、失われたものがあります。 守りきれなかったものがあります。 説明できなかったことがあります。

だから、このサイトでは、記憶を集める前に、まず謝罪を置いています。

Jmailを使ってくださった皆さまへ。 本当にありがとうございました。 そして、最後まで守りきれず、本当にごめんなさい。

残すことは、許してもらうことではありません。
忘れないための、最初の作業です。

この背景にある本

Jmailの物語は、『Japan.co.jp — Hardhat Required』の中に記録されています。

本の第16章「The Jmail Phoenix」には、 Jmailがどのように生まれ、無料メールサービスとして広がっていったのかが記されています。

このサイトでは、創業側の物語だけではなく、 Jmailを使ってくださった皆さまの記憶と、守りきれなかった責任を同じ場所に残します。

起業の物語を読む
Bradley Lawrence Bartz 著『Japan.co.jp — Hardhat Required』表紙

旧利用者へ

利用者の皆さまへ

Jmailを使ってくださった皆さまへの感謝と謝罪のページです。

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謝罪

ごめんなさい

Jmailを使ってくださった皆さまへの謝罪文です。

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質問

よくある質問

旧アカウント、メール復元、現在のJmail.co.jpについて説明します。

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